コルサの毎日がヒルクライム

2017年07月

9日は仲間と岐阜県に「涼を求めて渓谷サイクリング」に
行ってきました。
スタート、ゴールは岐阜県加茂郡七宗町。
リーダーによれば今回のコースは渓谷と峠を楽しめるコースとの
こと、楽しみです。
実は、この辺り、かつて峠を求めて多くの山道を走ったものですが
今回の峠は地形図にも表示がなく走ったことのない林道でした。

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今回の使用車はリッチーのスイスクロス。
最近はハードな峠越えサイクリングをしていないので
久々の登場です。
タイヤはダートも、わずかながらあるという事なのでパナレーサーの
グラベルキング28Cを装着。
フロントバッグには昼食+スペアチューブ工具類+@、
リヤには念の為、雨具(実際は使うことはなかった)

ハードな峠越えを想定してフラットハンドルですが、シクロクロス車
としてドロップハンドルに戻そうかと考える今日この頃。

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七宗町から北上して龍門寺(りょうもんじ)さんへ。
700年以上の歴史を持つらしい。
本堂の真ん前に山門という珍しい配置。

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龍門寺さんの総門には・・・

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総門には左甚五郎作と伝わる龍の彫り物があります。

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渓谷沿いの、とある林道に入って、しばらく登って行くと・・・
おおっ、岩が覆いかぶさってくるような見事な渓谷に。
地元では、その様子から「空ふさがり」と呼ばれているところでした。

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同じ場所を上流側から見たところ。

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渓谷を過ぎると次の目標は峠。
奥の柵は新しく出来た林道のようで本来の林道は画像の
左に伸びています。
先行した自分は見逃して通り過ぎてしまったほどの小さなというか
(地形的にも)分かりにくい鬼越峠。
ただ、小さな表示が有るのでパスハンターとしては、とても嬉しい。

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鬼越峠からもアップダウンが続き、その後、長く険しい
下り坂になりました。
画像は、まだ少しですが登り区間、このように、わずかですが
未舗装路もありました。

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下り切れば飛騨川の深い渓谷。

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飛騨川沿いには国道41号線が走りますが対岸にも地元の方が
利用する細く交通量の少ない
道があります。
そちらに橋を渡ります。

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先ほども画像を載せたように、このあたりには深く険しく
美しい渓谷が続きます。
(画像では美しい渓谷が全然、表現できていませんが)
飛水峡と呼ばれる区間の下流には飛水峡甌穴群(おうけつぐん)、
別名ポットホールと呼ばれる国の天然記念物もあります。
甌穴とは激流が岩を壺状に削り取って出来たものです。
現在では増水しても絶対に水が来ないであろうと思われるところに
も甌穴が見られるので、とてつもなく長い間かかって、このあたりの
渓谷が深く深く削られていったことがわかります。

飛水峡甌穴群を過ぎれば七宗町は、もうすぐ。
今日の走行距離は・・・約40キロでした。
もう少し距離を伸ばしたかった感もありますが峠越えを含むこと、
蒸し暑いこの時期ということを考えれば、まずまずでしょうか。
ただ、タイトルのように「涼」を感じられる渓谷区間はわずかでした。
(飛騨川沿いの飛水峡あたりは、けっこう蒸し暑かった・・・笑) 

前回、「ミシュラン クリリオン.2」を506キロ使いレースも
しばらくないので、いったん休止にすると書きました。

ここで一度今年のタイヤの使用状況を整理してみることにします。

今年、トレーニング、サイクリングに、主に使ってきたタイヤの
走行距離は・・・

① 中古 グランボア セールブリュ26C  今年1922キロ(通算3020キロ)
② 中古 パナ グラベルキング28C    今年 933キロ(通算1021キロ)
③ 新品 グランボア コルデマドレーヌ23C  1055キロ
④ 新品 クリリオン.2                506キロ
⑤ その他                      約400キロ

そして今度はクレメンのクリンチャータイヤを主力練習タイヤに
使用します。

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クレメン・・・
70年代にロードレーサーに乗り出した自分にとって、その名前は
憧れでした。
当時のクレメンにはクリテリウムとかセタエキストラとか超高級
レース用タイヤがあり70年代中頃に1本1万円以上の値段が付いていました。
当時の高校生、大学生にそんな高級タイヤを買えるはずもなく80年代
会社員になって、やっと使うことが出来たのがストラーダ66という
タイヤでした。

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話がそれました。
今回買ったのは、そんな高級チューブラではなくサイクリング、
トレーニング用と思われるクリンチャータイヤ、STRADA LGGというタイヤ。

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サイズは25×700C。
タイヤのマーキングはやや派手なもののサイドの色、トレッドのデザイン
など旧車にも使えるという事で購入しました。

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旧車やスポルティーフに使おうと購入したものの旧車のホイールに
はめてしまうと出番も少なく摩耗する前に劣化してしまう恐れがあります。
それで、デュラエースのホイールにはめて、まずはデローザで
トレーニング+サイクリング用として少し使うことにしました。

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以前、26Cのタイヤをはめた時にはシートステーブリッジのクリアランスが
1ミリ弱ほどしかなく異物がかみこむ心配をしましたが今回は25Cと幅、
高さも少し控えめなのでクリアランスは問題ありません。
(表示で25Cと26Cの違いですが、それ以上の違いを感じます)

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中央部分は、この画像で見ると細かな凹凸がありますが基本的には
スリックと言っても良いようなデザインです。

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センター部分は模様がほとんどないので摩耗しても目立ちません。
そこで、消耗度を後で検証する為、中央部近くのゴム(タイヤ)の厚さを
測ってみます。
だいたい、3.5ミリ程度と言ったところでしょうか?
ちなみに先日まで使っていたミシュラン クリリオン.2は
3.0ミリ+@といったところでした。

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新品時のタイヤのアップ。
劣化防止の保護材が塗られているので、やや白っぽく見えます。
また、中央のバリはかなり大きく出ています。
これらがどのくらいの距離で消えて行くのか楽しみです。

ついこの間、
「トレーニング件、時々、耐久レース用にタイヤを変更しました。」
という記事を書いたばかりですが耐久レースが終わりましたし、
走行距離も500キロを超えたので、
いったんミシュラン クリリオン2を休ませる?ことにしました。
(しばらくレースの予定もないこともあり)

というのはクリリオン.2を買った際に親しくして頂いている
ショップ店長に「安くしておくから」と言われ、もう1セットの
タイヤを買っていたのです。
そのタイヤについては、また後日、書くとしてクリリオン.2の
走行506キロの様子をご報告します。

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6月12日の初走行から約20日で通算走行距離506キロになった
クリリオン.2の後輪。
バリはもちろん、中央接合部のラインも見えないくらいに綺麗に
摩耗しています。

前後輪とも大きなキズは発生しておらずパンクも一度も
ありませんでした。
中央手前にキズのように見えるのは製造時の盛り上がり?ですから、
ご心配なく。

そうそう、使用感については問題もなく気にいって使っています。
まあ、ちゃんとしたメーカーの製品であれば問題があることは
まず考えられないことですが。

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506キロ走行時の前輪。
バリは綺麗になくなっていますが、さすがに中央の接合ラインは
まだしっかり残っています。

以前のミシュランではプロ3などでも500キロ程度でここまで
綺麗に摩耗することはなかったと思います。
これは、摩耗が早いのか?とも思いますが、このクリリオン.2タイヤは
長距離走行を中心に想定したタイヤです。
その為、コンパウンド自体がそれほど摩耗しやすいとは考えられません。

そこで、いろいろ観察したり考えてみると・・・
中央のバリの厚みが薄く摩耗しやすいのではないかと思います。
ようするに製造時の精度が上がりバリが薄くなりバリの部分が
摩耗しやすいのでは?と考えます。

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購入時のミシュラン クリリオン.2の様子。
中央にしっかりとバリが出ていますが、その高さはそれほどでは
ありませんし、心なしかバリの厚みが薄いようにも感じます。
その為か506キロの走行で、ここまで綺麗に摩耗したのかもしれません。
いずれにしても最終的には3000キロぐらい走って寿命を確認
したいものです。
と、ここまで書いてきましたが、このクリリオン.2はいったん休止。
この後は、また違うタイヤでしばらくトレーニング、サイクリングを
走ることにします。

7月2日は新城市で行われたバイクナビGP「ツールド新城」に
参加しました。
昨年、8月2日に転倒骨折してから11か月、初のレース参加です。

かつてはマイナークラスで優勝を争ったものですが・・・
ここ何年かはチームでともにゴールを目指す
「お楽しみ耐久レース参加」になってしまったので、それほど
プレッシャーはありません。
しかし、今年は骨折後初めてのレースという事で若干の緊張感が
ありました。

さて、参加クラスのレース時間は3時間。
これを4人で走るので均等に割れば一人当たり45分担当となります。
どうなることでしょうか?

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自分は2番手で出走。
まず第一の目標は昨年のラップ約5分弱で走ること。
前半、2,3周は目標の4分台で走ることが出来ましたが、あまりの
暑さで不調だった体調のせいもあり徐々にペースは5分台と
なってしまいました。
それでもチームメートの平均(だいたい5周)より多い7周、
約37分走ったところで交代しました。

2回目の出走はレース残り時間30分ほどのところで回ってきました。
正直、1回目ほどのペースでは走れないだろうな、と思い
「2周で交代して!」と頼んでコースへ。

いざ、走りだしてみると・・・
暑さと1回目の疲れで辛いものの意外に脚が回ります。
登りではまわりも消耗しているせいか表彰台を狙うようなグループ以外は
抜ける選手も多くなっています。
そこで、2周と言ってスタートしたものの調子に乗って
3周走ってピットイン。

結局、チームのレース結果は(周回数35周)完走63チームのうち
26位でした。
チーム(4人)の周回数、35周のうち自分が10周走れたことは
骨折後の順調な回復を実感でき、おおいに満足したのでした。

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画像はチームメートのO先輩(前)、後ろは・・・
豊橋の現役競輪選手チームではないですか!
O先輩にひかせて楽しているとは!!
早速、この証拠写真でO先輩にチクらなければ(笑)

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