コルサの毎日がヒルクライム

2019年12月

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↑発掘された日本列島2019展を名古屋市博物館に見に行ってきました。

→ http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji191116.html#link03

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↑会場内の様子。

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↑縄文土器、石器、土偶など

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↑祭祀の道具と思われる石棒ほか

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↑面白い」キノコ型土製品。
リアルなキノコ形状ですが右の容器?のふたとして使用されたと考えられているそうです。

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↑土偶類。

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↑中央にあった土偶のアップ。これはいわゆる遮光器土偶の、お仲間までは?

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↑よく見ると素晴らしい模様が入った、これらが何かお分かりになりますか?

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↑これは耳たぶに穴をあけてはめ込んだ装飾品、土製耳飾りです。

しかし、大きなものも多く、にわかに信じがたい・・・

 

アップした画像は私が特に興味を持っている縄文時代の物ばかりになってしまいましたが実際は近世、近代までの展示があります。

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↑また、名古屋博物館の場合は地域展「尾張の城と城下町 三英傑の城づくり、町づくり」も同時開催なので見どころたっぷり。

その為、今日も閉館時間ギリギリでした(笑)

60年代のサンツアーのパーツシート、今までに上段のシフトレバー小物、プーリー、そしてインナーワイヤー部分を見てきました。

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↑台紙、左下2段の様子。

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↑これはテンションスプリング、右側、ひとつだけ使用されたようです。

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↑左の最下段には3種類のパーツが並んでいます。

一番左はRDのワイヤー固定部品一式(4セット)、シフト幅調整ボルト、スプリング(7本ほど)、プーリー固定ボルト(3本)などが用意されています。

余談ですが台紙に書かれた「JASCAグループ」というのは「ジャパン スポーツ サイクル アソシエーション」の略で島野工業所(㈱)、(㈱)前田鉄工、(㈱)杉野鉄工所、吉貝機械金属(㈱)、(㈱)極東製作所など関西の自転車関連部品会社が多数、所属していたようです。

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↑ちなみにこの台紙には各部品の単価が印刷されています。

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↑アウターワイヤーは短く切られて4本長さ違いで2種類、合計5本が用意されています。

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↑↑、↑今回用意したグランプリRDは箱入りの未使用でしたが・・・ワイヤー固定ボルトがありませんでした。
(ワイヤー固定ボルトを流用された為、結局、売れ残った?)

今回の、このパーツシートのお陰で約55年ぶりに完品としてよみがえる?ことが出来そうです。

 

※「60年代 サンツアー パーツシート」終わり

11月30日は名古屋のアウトガレリア ルーチェさんの

「スカンディナヴィアの風に吹かれて」「北欧の個性 VOLVOSAAB」展
を見学に行ってきました。

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↑展示車両は5台。しかし壁面の装飾から手抜きは全くない会場。

HP→ http://www.luce-nagoya.jp/Top.html

この展示は12月22日まで(無料)なので興味ある方はぜひ。

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↑↑、↑地味なボルボ&サーブのなかで見たかったクルマが2台あります。

そのうちの一台がこれ。

サーブ ソネットⅡ 北米向けに1966年に発表されたとのこと。
96のシャシーにFRPボディを架装したもの。
エンジンは2ストローク直列3気筒(841㏄)で後に4ストロークV4に進化したとのこと。
軽量コンパクトなボディは魅力的に見えますがアメリカ市場向けとしては・・・

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↑↑、↑見たかった、もう1台がこれ。ボルボP1800。1959年発表。
直列4気筒OHV 1782㏄4エンジン搭載。
イタリア トリノのフルアでデザインされたせいか50~60年代のフェラーリのラインを
思い出す感もありプアマンズ フェラーリと呼ばれたこともあると雑誌で読んだことが
あります。
若い頃には、まだ生き残っている車を街中で目にすることもありました。

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↑先ほどのP1800のベースにされたのが、このアマゾン。
こちらも80年代頃には旧車ファンならずとも若者がファッションとして乗っていた
記憶があります。

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↑↑、↑サーブのスポーツ活動と言えば、このサーブ96でしょう。
見てのとおりラリーで活躍。63,63年のモンテカルロラリーでは優勝に輝いたとのこと。

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↑↑、↑前述の96の前身がサーブ92。
サーブはもともと、航空機会社の為、自動車製造に進出した際も空気力学を重視
したことが見て取れるスタイル。

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↑サーブPV544 1958年登場。
正直、ここまで古い実用車は雑誌で見たことがあるけど・・・といった印象。
この車両は1960年に日本に上陸し、ずっと親子で愛用されているという貴重な
シングルナンバー車。

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↑↑、↑カタログ、ミニカーの展示も。



初めてサーブ ソネッタⅡの実車を間近で、そして懐かしいボルボP1800
見られたことに大満足でした。

次は、どんな企画でどんな車を見せていただけるのか?今から楽しみです。

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↑60年代のサンツアーのパーツシート、先日、シクロジャンブルの会場で知人からいただいたものですがいただいた時から気になったのが右下にある空き袋。
こうして見直してみても何が入っていたか気になりますよね。
最初の記事をアップした段階からsannow4713さんにも空き袋についてコメントいただいています。

また、空き袋以外にも中央に空きスペースが一か所、見受けられますが、これは左隣と同じ物が入っていたと推測されます。

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↑気になるのは、この部分ですよね。
なぜか空き袋だけで中身がない・・・中に何が入っていたのか?

sannow4713さんは

「ブラケット」、「プーリーケージ」などではと推測されていましたが・・・

実は正解がわかるのでした。それは・・・

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↑↑、↑空のビニール袋を持ち上げると台紙にパーツ名と値段が書かれていたのです。

正解はインナーワイヤーでした。
たしかに台紙にはアウターワイヤーが残っていますからインナーワイヤーがないのは不自然な気がします。
また、「後」が「后」という漢字で書かれているのが時代を感じさせます。

sannow4713さんの最終予想?は当たりでしたか?(笑)

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↑それでは上から順に見ていきましょう。
一番後ろにあるのはシフトレバーの小物、2段目はプーリーでした。
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↑この部分ですね。
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↑シフトレバー小物の袋には4種類のパーツが入っており単価が書かれています。

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↑プーリーの小物の値段です。
「プーリー外輪」の値段が「¥60」となっています。
ちなみに、うちにある1967年10月の総合部品単価表でも同じ値段になっており、
このパーツシートも60年代後半の物と考えて間違いないようです。

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↑グランプリ
RDのプーリー部分。
パーツシートと同じくプーリー用防塵キャップは黒色仕上げとなっています。

 

※つづく 

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