60年代のサンツアーのパーツシート、今までに上段のシフトレバー小物、プーリー、そしてインナーワイヤー部分を見てきました。

s-DSC_1602
↑台紙、左下2段の様子。

s-DSC_1602 (2)
↑これはテンションスプリング、右側、ひとつだけ使用されたようです。

s-DSC_1644 (2)
↑左の最下段には3種類のパーツが並んでいます。

一番左はRDのワイヤー固定部品一式(4セット)、シフト幅調整ボルト、スプリング(7本ほど)、プーリー固定ボルト(3本)などが用意されています。

余談ですが台紙に書かれた「JASCAグループ」というのは「ジャパン スポーツ サイクル アソシエーション」の略で島野工業所(㈱)、(㈱)前田鉄工、(㈱)杉野鉄工所、吉貝機械金属(㈱)、(㈱)極東製作所など関西の自転車関連部品会社が多数、所属していたようです。

s-DSC_1608
↑ちなみにこの台紙には各部品の単価が印刷されています。

s-DSC_1604
↑アウターワイヤーは短く切られて4本長さ違いで2種類、合計5本が用意されています。

s-DSC_1637

s-DSC_1632 (2)
↑↑、↑今回用意したグランプリRDは箱入りの未使用でしたが・・・ワイヤー固定ボルトがありませんでした。
(ワイヤー固定ボルトを流用された為、結局、売れ残った?)

今回の、このパーツシートのお陰で約55年ぶりに完品としてよみがえる?ことが出来そうです。

 

※「60年代 サンツアー パーツシート」終わり