前回書いた通り、弟子が愛知県陶磁美術館に用事があったのでドライブがてら迎えに行きました。少し早く着いたので場内を見学することに。と言っても待ち時間はそれほどなかったので屋外の無料の展示(古窯館)を見学しました。
愛知県陶磁美術館⇒ https://www.pref.aichi.jp/touji/about/introduction.html
↑↑、↑古窯館は大小二つの建物が並んで建っていて敷地内から発掘された平安時代から鎌倉時代(11~14世紀)の窯を保存展示しています。画像は大きな建物の内部。4基の窯跡が残されています。
↑小さな建物には一基の穴窯。こちらは12世紀初め頃の物だそうです。分焔柱(ぶんえんちゅう)が残っていますね。
↑↑、↑古窯館の近くの屋外(屋根付き)には私の地元、豊橋市、市道遺跡(いちみちいせき)から移築された市道1号窯が展示されています。こちらは瓦を専用に焼く窯(瓦専焼窯)でロストル式平窯と呼ばれ9~10世紀頃のものだそうです。
今回、見たように瀬戸はもちろん、愛知県、岐阜県各地などには多くの古窯跡があります。私の住む豊橋市や隣接する田原市の渥美半島(古窯跡は東の湖西市も連なる)にも5世紀から13世紀頃までの多くの古窯跡があります。愛知県陶磁美術館には、これらで焼かれた多くの中世陶器も所蔵、展示されていますが、また時間のある時に、ゆっくりと見学することにします(笑)
コメント