コルサの毎日がヒルクライム

カテゴリ: コルサの自転車

まずは本題とは別にお知らせです。

古典ロード走行会の日程が決まりました。
詳しくは↓

第26回 古典ロード走行会のお知らせ : コルサの毎日がヒルクライム (livedoor.blog)

 

さて、本題です?

いろいろ忙しくて更新が滞っていましたが以前もお伝えしたように「鉄デローザ ミーティング」の為、すでに完成していました。

完成と言っても見る人によればツッコミどころは沢山あると思うのですが、そこは広い心を持ってみていただければ()

では、その完成の様子をお伝えします。

s-DSC_6079 (2)

s-DSC_6081
↑↑、↑ピラーの出具合はともかくステムがもう少し下げられれば、もうちょっとカッコよくなるのに()

もともと体が硬いのと腰痛の為、ステムは高めで妥協(泣)

s-DSC_7415
↑悲しいのは、この二つの刻印パーツの使用を断念したこと。

ピラーはミゾの部分が5ミリぐらいフレームに入ってしまう。ミゾをフレームに入れてシートピンを締めるとフレームを傷めそうなのが、どうにも嫌で断念。

ステムは突き出し寸法が長くて、やはり自分には合わない。

s-DSC_6104 (2)
↑ハンドルはクリテからチャンピオン デル モンドに。ジロ デ イタリアなどもあるのですが、こちらが一番好み。いわゆる鉄仮面刻印のハンドルしか集めていなかったのでステムとの年代がずれてしまった。

s-DSC_6117 (2)
↑バーエンドは傷みが目立つけどデローザ。

s-DSC_6093
↑バーテープは、この頃だとビニール製が良く使われています。自分も嫌いではないけど綿の方が好み。

ブレーキアウターは少しでも引きが軽くなるのを期待して最近の製品。深く考えずにシマノを使ってしまったが、どうせなら手持ちもあった新しいカンパを使うべきでした()

s-DSC_6091
↑サドルは比較的珍しい「3ttt」のデローザマーク入り。自分にはユニカより3tttの方が相性が良い。

s-DSC_6095
↑FDは、いわゆる4つ穴。バンドは以前にもご紹介した通り破損していたので旧型に変更。

s-DSC_6097
↑チェンリングはデローザ刻印入り。歯数は51T×42T。アウターの見た目は絶対、52Tの方がカッコいいけど乗ることを考える少しでも小さい51Tがありがたい?()

s-DSC_6084
↑RDは78年、スーパーレコード。時々、サイクリングやトレーニングにも使うのでペダルはシマノSPDになってます。

※「70年代、デローザ ロードをついに入手」はこれにて終わり。

※まずは本題とは別にお知らせです。
古典ロード走行会の日程が決まりました。
第26回 古典ロード走行会のお知らせ : コルサの毎日がヒルクライム (livedoor.blog)


それでは、本題に(笑)
今回はデローザのパーツを分解していきます。s-DSC_4114 (2)
↑カンパ スーパーレコードのRDが付いていました。年式は82年式でしたのでフレームの年式に合わせて手持ちの78年式に交換しました。
s-DSC_4179 (2)
↑「その4」でご報告した通りバンドが破損していましたので旧型のバンドと組み合わせました。なお、画像ではワイヤー固定ボルト、ワッシャーを並べ忘れていますね(笑)
s-DSC_4123 (2)
↑WLは大胆に肉抜きされています。これは以前、何セットか買い付けたWLの肉抜きとは違うようです。
樹脂ワッシャーは珍しい色です。この色の物は初めて見ました。これもカンパ製なのでしょうか?
s-DSC_4098 (3)
↑アウターは51Tでした。少しでも小さい方が今ではありがたい(笑)
s-DSC_4105 (2)
↑ウォーターシーフ(防水カバー)はカンパ純正です。これは劣化すると割れてしまうので組付けの時は他社の物を使う予定です。
s-DSC_4102 (2)
↑HPはカンパ レコード(鉄製)
s-DSC_4107 (2)
↑このピラーは以前、自分が探してきて前のオーナーに供給した物。この刻印は73~77年頃の物らしい。
s-DSC_4113 (2)
↑この刻印は75年から85年頃の物。左側の取り付けバンドが、なぜか後の物に付け替えられているのが悲しい。右側と同じ旧型のバンドも入手したのですがナットのネジ径が後の物と違うので使えず。旧型バンドに適合するナットを一つ探さなければ。
s-DSC_4174 (2)
↑ブレーキ本体。70年代のユニバーサルやマファックとは比べると、そのがっしりした作りは圧倒的。そのうえ美しいデザイン。
s-DSC_4313 (2)
↑ハブの年式はフレームと同じ78年の刻印あり。
s-DSC_4317 (2)
↑QRは、いわゆる「直レバー」、年代的には「曲がりレバー」の方があっているでしょう。これは、交換しないといけないけど予備に買ってあるのは「直レバー」ばかり(笑)
s-DSC_4122 (2)
↑ペダルもカンパはしっかりしていますね。
s-DSC_4184 (2)
↑トウクリップはカンパのアルミ。
トウストラップは、どこ製なんでしょうか?まったく同じ作りでコルナゴマークもありますね。
s-DSC_4096 (2)
↑レジナ オロのチェーンとフリーホイール。これは中古なのですがオロ「金色」がまったく感じられない(笑)

カンパニョーロFD、破損!!

分解する前に写真を撮っておくことにしました。
見栄を張ってアウター、トップに入れて撮影しようと思ったのですが・・・
フロントがインナーから上がりません。
ワイヤー止めボルトが緩んでいるのかと思ったのですが・・・
s-DSC_3644
s-DSC_3700
↑↑、↑よくよく見ると「あちゃー、どう見ても変です」
s-DSC_3714
s-DSC_3710
↑↑、↑このタイプはプレートの強度も低く変形しやすいと言われていますが・・・
本体、バンドが引きちぎれています(笑)
s-DSC_3960
↑付いていたのは、このタイプ。通称4穴です。
s-DSC_3963 - コピー
s-DSC_3967
↑↑、↑折れたというか引きちぎれた部分。
s-DSC_3965 (2) - コピー
↑見るからに弱弱しいですよね。
s-DSC_4179 (2)
↑旧型のバンドのみの手持ちがあったので交換しました。
「4穴+旧型バンドタイプ」も市販されていたということなので、この組み合わせで行くことにします。

入手した1978年のデローザをオーバーホールする為に分解しました。
それではフレーム各部を見ていきましょう。
s-DSC_4005
↑デローザというとBB下のハートの肉抜きが有名ですがハートの肉抜きがされている期間は意外に短く72~76、77~79あたりと言われています。
72~76、77~79の違いは画像の上側になる黄色く塗られた小さなハートの向きが違います。
もちろん、このフレームは77~79にあたります。。
s-DSC_4055
↑フォーククラウン
s-DSC_4054
↑フォーク裏の補強板。
s-DSC_4031
↑カンパニョーロ ショートロードエンド。
s-DSC_4026

s-DSC_4038 (2)
↑↑、↑、シートラグ部分。
s-DSC_4041 (2)
↑Rブレーキの隠し止め。
s-DSC_4029
↑BB部分。カンパニョーロ、ワイヤーリード。
s-DSC_4032
↑デローザ特有?のチェーンステーのつぶし。
s-DSC_4011
s-DSC_4008
↑↑、↑BBラグとチェーンステーをつなぐノックピン。
s-DSC_4014
↑チェーンステー左右のノックピンが何とか見えますか?

さて次回は部品類を分解していきます。

s-DSC_6153
↑この洋書を参考に年式を調べていきます。
s-DSC_6155 (2)
↑フムフム?

s-DSC_3660 (2)
↑ヘッドマークは1977~1978年頃の物らしい。

s-DSC_4005
BB下の肉抜き形状は1977~1979

s-DSC_4054
↑フォーククラウン裏の補強板は1977~1980

s-DSC_4026
↑シートステーの蓋の刻印は1973~1976年に使われたものだということですが・・・

シートステーの蓋の刻印は少し年代がずれますが、それ以外は1977~1978、1977~1979、1977~1980年頃に該当しています。

ということで一応、1978年ということにしておきましょう()

 

s-DSC_3653

s-DSC_3689
↑↑、↑チネリ レコードステムと、その刻印は1978~1985年、シートポストの刻印は1973~1977年頃の物らしいのですが、この2点とデローザのマークの入ったサドルは私が単体で見つけてきて友人に譲ったものなのでフレームの年式の参考にはなりません。

s-DSC_3658
↑ギヤ板の刻印は1977~1985年

s-DSC_3664
↑ブレーキレバー1975~1985年

このページのトップヘ